歓迎会のこんな活用法
しゃぶしゃぶ、うどん・そば、和食、コーヒーなどさまざまな業種があり、それぞれの業種の中でさらに多様化しているものも少なくない。
たとえば、ファーストフードでいえばハンバーガーのほか牛肉や寿司、ドーナツなどがあり、ファミリーレストランでいえば低価格業態や和食、中華、ディナータイプなどだ。
こういった多様化は出店を加速する。
その結果、お客の選択肢は増え、その分、競争は激しくなる。
お客は十人一色でより目的にマッチし、よりサービスや品質のよい店を選ぶ。
さらに、お客がよべる業種、タイプ、立地、商品となると各社がいっせいにそれを模倣する。
十社一色の様相を呈する。
それがとどまることなく外食産業を変貌させている要因だ。
このような競争に対処するため、外食チェーンは一社十色の度合いを深めている。
十社一色の度合いもさらに深めている。
これを業態開発や店舗開発、商品開発、新しいサービスの開発、従来の経営やサービスの深耕といったじつに多様な分野で対処しているのだ。
たとえば、居酒屋の一つにT(I社長)がある。
「T」を展開しているチェーンだ。
このTはT157店のほか、和食れすとらん「T」も31店出している。
最初、金沢市郊外の松任に出店してみて好調だったためチェーン化したのだ。
「この松任ではSやDとバッティングしますが業績は順調です。
まず、値段が安い。
寿司はウニやイクラも入った十カン入りが780円です。
すき焼き定食はご飯、みそ汁、すき焼きで480円。
ヒラメの薄づくりなどもあります。
夜は酒があるから強い。
近くにA屋やその低価格業態店であるY庵もありますが健闘してます。
つまり、居酒屋の持つノウハウ、システムを活かす形で明確な個性、コンセプトを持った和食レストランを出しているといえます」とTのT常務は言う。
居酒屋が和食レストランを手がける!これは一見無暴なようだが、居酒屋のチェーンのシステムやノウハウを活かす形での対応である。
また、そうでないと成功する可能性が低い。
一般的には従来の業種なり商品なりを活かす形での一社十色が多い。
たとえば、NKは94年にノンフライを売り物にした「H」店を開発している。
東京の中央線吉祥寺駅井の頭公園出口の駅近く、丸井の前に一号店を出店してから多店化した。
Gの店舗カラーのため、最初、Kの店と気づきにくい。
それだけ従来のフライ主体の店とキチンと色分けしているわけだ。
ただし、今後はKそのものの店舗もグリーンにしていく。
新規事業としては「P」を積極的に展開、96年末に200店を目ざし、早急に300店体制をつくる予定だ。
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まったく新しい歓迎会です。
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